【告知】第14回ESDカフェ「渡り鳥が飛来する大崎耕土の田んぼ」 横田 美保 投稿日: 2022/10/262022/12/02 お知らせ, 人材育成 2017年に「持続可能な水田農業を支える宮城県の『大崎耕土』の伝統的水管理システム」が世界農業遺産に認定されました。およそ350年前の江戸時代に導入されて、今も使われ続けています。およそ1万6千haの広大な田んぼに、毎年秋になると、ハクチョウ、マガン、シジュウカラガン、ヒシクイなどの10万羽を超える渡り鳥がやってきて、落ち穂を食べて冬を越します。田んぼを維持し続けることが、この鳥たちが生き続けるためには必要です。講師のお二人からは、渡り鳥と共存する地域の取組みと生きものの関係性等についてお話いただき、ワークショップでは、私たちの暮らしと、お米、田んぼと生きものの関係と、持続可能性を考えます。自分達に出来る事は何かをワークショップで考えてみましょう。 【チラシのダウンロード】開催日時2022年11月27日(日)14:00~16:00開催形式Zoomによるオンライン参加対象小学生~どなたでもご参加いただけます。【定員30名】 ※定員に達し次第、締め切ります。参加費無料※今回のお話に関連した三志米 (ふゆみずたんぼ米・ゆきむすび・シナイモツゴ郷の米)の購入を推奨いたします。是非、このお米をお楽しみいただいて、イベントにご参加ください。(下記参照)プログラム1. 趣旨説明2. 三宅 源行さんのお話「渡り鳥に選ばれたまち 大崎市」3. 舩橋 玲二さんのお話「生きものと共に歩む米づくりを目指して」4. ワークショップ5. 全体共有参加申し込みこちらのフォーム、QRコードから https://forms.gle/G3bVuxrxaaiCYLJd7事前準備①普段食べているお米のブランド、②産地、3価格、購入店、選択基準を調べてご参加ください。ワークショップでは、普段食べているお米について、参加者間で共有します!実施団体■主催団体:持続可能な開発のための教育推進会議(ESD-J)■協力団体:(一社)みやぎ大崎観光公社、NPO田んぼお問合せjimukyoku★esd-j.org (★をアットマークに変更してください※本事業は、公益信託大成建設自然・歴史環境基金の助成を受けて実施しています。 【講師】 三宅 源行さん大崎市世界農業遺産推進課自然環境専門員 舩橋 玲二さん NPO田んぼ 理事長 愛知県出身、学生時代(20数年前)に蕪栗沼で渡り鳥のマガンが一斉に飛び立つ光景を見たことが、大崎市で働くきっかけとなりました。現在は大崎市の生物多様性の保全及び普及啓発業務に従事しています。 東京都出身。自然を活かした地域づくりのために、NGOや研究者とともに活動しています。現地の環境調査を元に、生物多様性地域戦略の策定や環境審議会等での提案、世界農業遺産申請資料作成等を各地で行ってきました。2019年から現職。 <自然共生 三志米 (ふゆみずたんぼ米・ゆきむすび・シナイモツゴ郷の米)> 宮城県大崎市は日本有数の米所として全国にその名が知れ渡っています。そんな大崎市の農家の”志”が育て上げた3つのお米「三志米」をセットでお届けします。 お申し込みはこちら 【田尻】ふゆみずたんぼ米 大崎市田尻地区にある「蕪栗沼とその周辺水田」はラムサール条約の登録湿地となっています。ふゆみずたんぼ米は、冬の田んぼに水を張り水鳥の休息地やねぐらを増やすとともに、田んぼの多様な生き物との共生のため無農薬無化学肥料で栽培しているお米です。 【鳴子温泉】ゆきむすび山間寒冷地のきびしい自然環境の大崎市鳴子温泉地域で、地域の人々の絆が生み出した知る人ぞ知る希少米です。もちもちとした粘りがあり冷めても固くなりにくいので、おにぎりやお弁当にも最適です。 【鹿島台】シナイモツゴ郷の米 大崎市の天然記念物であり絶滅危惧種にも指定されている「シナイモツゴ」。そのシナイモツゴが生息している安全な水を利用し、減農薬で真心こめて栽培している環境保全米です。